暑い夏はアイスに限りますよね!
観光地やテーマパーク、カフェ、スーパーなどいろいろな場所でアイスは目についたら気になってしまいますよね! アイスと簡単に言ってもいろいろな種類や区分があります。みなさんが好きなアイスはどの種類のアイスか分かりますか? 夏の楽しみ「アイス」に関して、今回はご紹介します!好きなアイスについてもぜひコメントしてくださいね!
アイスクリームという名前の由来
アイスクリームという名前の由来は、英語の “ice cream” から始まります。これはアイスクリームが凍った状態で提供されるデザートであること指します。
しかし元々はイタリアのジェラート(gelato)が起源であり、「凍った」という意味を持つイタリア語の “gelare” に由来してできた単語です。ジェラートとは、乳製品、砂糖、そして風味付け(果物、チョコレート、ナッツなど)を組み合わせて作られるアイスクリームの一種です。
英語圏での「アイスクリーム」という言葉は、18世紀頃にアメリカ合衆国で使われるようになりました。この言葉が流行ったことで、さまざまな味やバリエーションが生まれました。そして、最終的に英語で「ice cream」という単語として定着しました。
なお、他の言語でも「アイスクリーム」という名前は、そのまま英語の “ice cream” が使われることが多いですが、各言語によって独自の呼び名がある場合もあります。 例)日本語→「アイスクリーム」 フランス語→「glace(グラス)」 スペイン語では「helado(エラド)」など…
アイスクリームには区分があります!
アイスクリームは、その成分や製法によっていくつかの区分に分かれています。代表的なアイスクリームの区分をいくつか挙げてみましょう!
- ミルクアイスクリーム(アイスクリーム) 牛乳やクリームを主成分とするアイスクリームです。乳脂肪分を含むため、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
- バニラアイスクリーム 先ほど紹介したミルクアイスクリームに、バニラエッセンスやバニラビーンズなどの香料を加えたものです。最も基本的で人気がある味になります。
- ソルベ(シャーベット) フルーツの果汁やピューレ、砂糖、水を混ぜて凍らせたものを指します。乳製品を含まないためヴィーガンの方にも安心なアイスクリームの一種です。
- ジェラート イタリア生まれのアイスクリームです。ミルクやクリーム、砂糖、卵黄を使用し、通常のミルクアイスクリームよりも少ない空気を含ませて濃厚な味わいに仕上げていることが特徴です。
- フローズンヨーグルト ヨーグルトをベースにしたアイスクリームで、ミルクアイスクリームよりも脂肪分は少なめです。ヨーグルト特有の酸味があります。
- ゲラート アイスクリームの一種で、ゲルマントラックなどの専用の車両を使って販売されています。一部地域では異なる製法のアイスクリームを提供している場合があります。
これでもアイスクリームの区分はほんの一部…。世界中では様々な地域や文化に根付いたアイスクリームの種類が存在します。それぞれが独自の特徴と美味しさを持っています。アイスクリームと一言に言っても奥が深いですね!
乳製品を使用しているため、乳脂肪によっても区分があります!
アイスクリームの乳脂肪分による代表的な区分を見てみましょう!
- フルファットアイスクリーム(全脂肪アイスクリーム)
- 乳脂肪分がアイスクリームの総重量の14%から25%程度。
- 乳脂肪が多く含まれており、非常に濃厚でクリーミーな味わい。
- 最も一般的なアイスクリームのタイプ。
- ローファットアイスクリーム(低脂肪アイスクリーム)
- 乳脂肪分がアイスクリームの総重量の3%から8%程度。
- フルファットアイスクリームよりも脂肪分が少なく、より健康的なアイスと言われる場合もあります。
- クリーミーさはフルファットアイスクリームよりも劣りますが、軽い食感と爽やかな味わいです。
- ノンファットアイスクリーム(無脂肪アイスクリーム)
- 乳脂肪分がアイスクリームの総重量の2%未満。
- 脂肪分を極力抑えたヘルシーなアイスクリームです。
- 通常のアイスクリームよりも氷っぽい食感となりますが、フルーツの風味を楽しむことができます。
これらの区分はアメリカ合衆国のアイスクリーム基準に基づいていますが、他の地域や国では異なる基準がある場合もあります。
ちなみに日本の基準は以下のようになっています!
- ミルクアイスクリーム(フルファットアイスクリーム)
- 乳脂肪分がアイスクリームの総重量の10%から15%程度。
- 牛乳やクリームを主成分とし、濃厚でクリーミーな味わい。
- 一般的なアイスクリームのタイプで、バニラやチョコレートなどのよくある定番フレーバーが多いです。
- ミルクシャーベット(ローファットアイスクリーム)
- 乳脂肪分がアイスクリームの総重量の7%未満。
- ミルクアイスクリームよりも脂肪分が少なく、軽めの食感と爽やかな味わいです。
- ヨーグルト味やフルーツ味など、さっぱり系のフレーバーが人気。
- ノンデイリーアイス(ノンファットアイスクリーム)
- 乳脂肪分がアイスクリームの総重量の3%未満。
- 脂肪を極力抑えたヘルシーアイスクリームです。
- 通常のアイスクリームよりも軽い食感で、フルーツ味やヨーグルト味が多い傾向です。
さらに近年ではヴィーガンの方向けの乳製品を使用しないアイスクリームやアレルギー対応の商品も増えてきています。幅広い消費者のニーズに対応した多様なアイスクリームが楽しめるようになっていますね! 乳脂肪がどのくらい含まれているかは、商品によって記載されている場合があります。 お買い物の際にぜひ確認してみましょう!
おまけ
アイスクリームの日があることをご存じですか?
実はアイスクリームの日は、アメリカで毎年7月第3日曜日に祝われています! アイスクリームを楽しむ機会として、アイスクリーム店やアイスクリームメーカーが特別なイベントを催したり、プロモーションを行うことがあるそうです!楽しそうですね♩
最後に
アイスクリームの由来や、区分について今回ご紹介しました。いかがでしたでしょうか? 皆さんが普段良く食べるアイスはどの区分に分類されていましたか?
暑い夏はアイスが欲しい日も多いかと思いますが、健康的にはどうなのでしょうか…?
また別の記事では、管理栄養士からみたアイスの善し悪しについてご説明しますね!
他の記事に関するリクエストもお待ちしております!ぜひコメントしてくださいね!
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