野菜って奥が深いんです…!

美容や健康増進など、様々な理由のために「野菜を食べましょう」と聞きますね。
でも野菜はあんまり美味しくないし、日持ちしないし、価格も高いし…など毎日の食事に取り入れることに抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では野菜の魅力をご紹介いたします!
ぜひ皆さんの健康に役立ててくださいね。



野菜の区分

野菜と一口に言っても、色々な種類がありますよね。
野菜の区分についてまずはお伝えします。

総務省が決めている野菜の区分は以下の通りです。

1. 根菜類:だいこん、にんじん、ごぼう、馬鈴、等
2. 葉茎菜類:はくさい、キャベツ、ねぎ、たまねぎ、等
3. 果菜類:きゅうり、かぼちゃ、トマト、なす、等

https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1205/05a.html


分かりやすい区分に感じますね。
また、農林水産省では更に区分があります。

1. 根菜類:だいこん、にんじん、ばれいしょ、さといも、かぶ、ごぼう、れんこん、やまのいも
2. 葉茎菜類:はくさい、キャベツ、ほうれんそう、レタス、ねぎ、たまねぎ、こまつな、ちんげんさい、ふき、みつば、しゅんぎく、みずな、セルリー、アスパラガス、カリフラワー、ブロッコリー、にら、にんにく
3. 果菜類:きゅうり、なす、トマト、ピーマン、かぼちゃ、スイートコーン、さやいんげん、さやえんどう、グリーンピース、そらまめ、えだまめ
4. 香辛野菜:しょうが
5. 果実的野菜:いちご、メロン、すいか

https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1205/05a.html

皆さんもどこかでメロンは野菜だよ!なんて豆知識を聞いたこともあるのではないでしょうか?
農林水産省の分類としては果実的野菜となっていますが、総務省の家計調査では果物(生鮮果物)と分類されています。
これは生産者と消費者の目線で捉えているためだと考えられます。
葉物は好きじゃないからメロンやスイカを食べて、野菜をたくさん食べている!と思い込まない方が良いということですね…。


野菜を食べるべき理由

野菜は苦いものや下ごしらえが面倒なものもあり、毎日野菜摂るなんてできない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は野菜は体に大きなメリットをもたらします。
例えば、ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んでいます。

実はビタミンの種類によっては、エネルギーを効率よく利用するための代謝に貢献したりするものもあります。
またミネラルの効果で高血圧を予防することに役立つことも…。
食物繊維は便のかさましなどに役立ち、便通改善につながることもあります。

こういった目には見えない効果が積み重なることで、生活習慣病などを予防することも十分可能です!

『野菜は身体に良い』というイメージがある方も多いかと思いますが、その通りです!
可能であれば野菜は毎食摂るようにしましょう!

どれくらい食べたらいいの?

生活習慣病を予防することや、健康の維持のために野菜は摂取量の目標が発表されています。

具体的には1日350g以上の野菜類を食べることが推奨されています。

厚生労働省の調査では日本人の平均野菜摂取量は、
男性約290g
女性約270g
とどちらも300gを切る結果となっています。

野菜、食べていますか? | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

簡単に1食の目安をお伝えすると、
生で食べる場合 両手分
加熱して食べる場合 片手分

※加熱するとかさが減るため、半分が目安になります。

嫌いな野菜も食べないといけないの?

野菜をたくさん食べよう!と伝えると、この質問をよくいただきます。
答えとしては、苦手なものは避けても大丈夫です!
またカボチャやジャガイモなどの炭水化物が多いものばかりに偏るのはおすすめできません…。

ただ、レタスが嫌いなのに毎食食べろなんてことは言いません。
玉ねぎは生じゃなければ大丈夫、という方も加熱済みの玉ねぎで大丈夫です。

実は茹でたり炒めたりするなど、調理すると失われる栄養素もあります。
(また別の記事でお伝えしますね!)

2023/08/10 追記 野菜の加熱による変化についての記事を追加しました!ぜひ参考にしてくださいね!

→ 野菜を加熱すると栄養素はどう変化する?

サラダの状態なら、噛みごたえもあって満足感も出やすいし、栄養素も失うことなく食べられるのでお得です。
ただ生の状態は日持ちしないし、サラダが嫌いな場合もありますよね。
生でなければ意味がないということはありませんので、多少の栄養価の差はあれど加熱済みばかり食べても問題はありません。

サプリじゃだめ?

毎食野菜料理を用意するよりも、サプリ1粒ならとても楽ですよね。
もちろんサプリなどを活用しても良いですが、一般的にサプリは特定の成分を凝縮しているものが多いです。
野菜のように様々なビタミン、ミネラル、食物繊維が全般的に補給できるわけではありません。

さらに加工されている段階で使われる添加物もあります。
添加物も必ず悪とは限りませんが、本来野菜を食べていれば体内に取り込まなくて良い添加物になります。

また野菜にも食べ合わせがあり、栄養素と栄養素が掛け合わさって効果を発揮するような場合もあります。
(また別の記事でご説明したいと思います!)

ですのでサプリで野菜の摂取を補っているような思い込みはやめましょう!


まとめ

野菜の種類やどれくらいの量食べたら良いか、ざっくりですがご紹介させていただきました!
もっと細かく説明すると、かなり長くなってしまうため、栄養素の種類や食べ合わせなどはまた別の記事でご紹介いたします。

食へ関する疑問などありましたら、些細なことでも構いませんのでぜひコメントしてくださいね!

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